失敗しない製造業のIT活用/IoT開発~7つのステップ~

IT
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IT活用が求められる背景

日本は今後、人口の減少、少子高齢化の進行を背景に、労働人口がどんどん減少していくことが予測されています。

また、日本の労働生産性はOECD加盟国36か国中21位と低い水準(※2018年調査結果)にあり、一人当たりの生産高の向上は大きな課題と言えます。

そんな中、以前から注目されていたITを製造業の現場に適用していこうという動きはどんどん加速してきました。

IT導入による目的は大きく2つです。

・ITを活用することによって人が行っている作業を減らす
・ITを活用することで新たな価値を創造する

そんな中、IT導入に失敗している企業も数多くあります。一説によれば失敗する企業は7割に上るとか。

どうせお金をかけるのであれば、失敗だけは避けたいものです。

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製造業のIoTとは

さぁ、第四次産業革命の肝とも言えるIoT。

IoTとは、Internet of Thingsの略であることは釈迦に説法だと思いますが、具体的にどういうことかを説明できる人は少ないと思います。

この点については、各種の専門書がたくさん出版されているため、ここでの稚拙な説明は割愛します。

が、私が敢えて言うなら、

「何かと何かをインターネットでつなげればそれはIoTと言って良い」

ということです。

製造業の場面に例えれば、作業計画の情報を社内の回線を介して作業日報へと反映出来たら、それはIoTです。

また、設備の稼働データを取得して、作業日報を取り込んで直接工数を算出したら、それもIoTです。

言葉に振り回されず、着実にできることをやるのが最も効果を生むと考えています。

製造業の現場でやるべきIT導入の7つのステップ

さて、7割が失敗すると書きましたが、それはきちんとしたステップを踏んでいないからに他なりません。

とりわけ、製造業に従事している現場の方はIT導入のプロではありません。

製造業の現場の働き方とIT導入の双方の知識を持つ人が限りなく少ないです。

ここでは、失敗しないために7つのステップを紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

また、これまでに私が関わってきた実際の案件の一部についてまとめた資料も無料でダウンロードしていただけますので、こちらもぜひご参考になさってください。

GEMBAコンサルティングの【IT活用/IoT開発】の実績事例はこちら
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ステップ1:現状のワークフローを描く

ワークフロー

まずはこれです。

仮にシステム開発をITベンダーにお願いしたとしてもまず最初にこれをやります。

ちなみに、ベンダーに委託した場合、この一番最初のステップが非常にうまくいきません。理由は2つあります。

1.ベンダーは業務を知らない
2.委託者が業務を説明できない(フローを描けない)

割合の違いはあるものの、失敗している企業は必ず両方の理由を孕んでいます。

人のせいにしないで、基本的には委託者側、つまり製造業の現場側が主体となってやりましょう。

ステップ2:現状の問題点を洗い出す

ポイント

現状のフロー図を描いたら、それを基にして、どの範囲がどのように問題なのかを列挙して明記しましょう。

この「問題の明記」のプロセスは思いの外重要です。

・問題を客観的に認識する
・当初の問題を記録に残す

2つの目的があります。

ステップ3:理想のワークフローを描く

ワークフロー

問題を洗い出し終わったら、「じゃあどうしたいか」の理想のフロー図を描きましょう。

失敗するパターンの一つとして、いきなりここから始めてしまうパターンがあります。

現場で起きている現状の業務を把握しないままだと、

・解決したい問題があいまい
・関係がある業務範囲があいまい

などの問題が生じます。

そして結局、

「え?こっちはこうやらないといけないの?」
「え?そっちの問題なのにウチもやるの?」

みたいに協力を得にくい場面を作ってしまうのです。

ステップ4:現状の問題点がどのように解決されるかを確認する

チェック

次に、洗い出して明記された問題を改めて眺めてみましょう。

そうすると、解決される問題、解決されない問題、一部解決される問題などがあると思います。

明記した問題の横の欄にでも、理想のワークフローではどのようになるのかを明記してください。

繰り返しになりますが「書く」「書き残す」作業が大事ですよ!

ステップ5:変わる仕事を洗い出す

現状のワークフローと理想のワークフローを見比べて、どの仕事(プロセス)がどう変わるか、を、これまた書き出しましょう。

これは、人によって問題認識の度合いが異なるので、ある人にとって大きな問題と思っている個所はすぐに理解するのですが、また別のある人は違う個所のことを考えていたり、ある人は全然見えていなかったり、、を防ぐためです。

とにかく書く。

これは次のステップで必要なので徹底してください。

ステップ6:関係者に周知する

人材

意外とこのステップが疎かになりがちです。

システム導入のプロジェクトチームのメンバーだけが知っている状態になってしまいがちなんです。

製造業にはたくさんの“現場”があります。

ワークフローの実行者、つまり実務担当者は別のところにいたりします。ステップ5で書き出した“今とは変わる仕事”をしている人にきちんとどのように仕事が変わるのか、全体像はどうなっているのか、きちんと説明しましょう。

ステップ7:テスト導入する

目的

上記のステップ6までの間に開発は進んでいるのでしょうが、ここまで来てようやくテスト導入ができます。

実務担当者を含む関係者も、ここまできちんとやっていれば協力してくれることでしょう。

協力してくれれば、修正点をまとめたり、再テストをしたり、本格導入までは比較的スムーズにいきます。

これは、製造業の「開発」と同様のプロセスで対応可能です。

さいごに

さて、今回紹介してきたステップは、あくまでも「製造業の現場側で理想的にIT導入を進めるには」ということです。

実際は、

・人が足りない
・時間がない
・そもそもITの知識も経験もない

などの理由でこんなにキレイには進みません。

また、一言で「IT導入」と言っても、製造業の現場ごとでやりたいことは千差万別です。

こういったハンドリングをする役回りをコンサルタントに相談するという手が一番賢いやり方でしょう。

・失敗リスクを減らすことができる
・プロジェクト遂行が確実にできる
・関わるリーダーの育成につながる

などのメリットがあります。

これまでに私が関わってきた案件の中から、いくつかを資料にまとめました。

無料でダウンロードしていただけますので、ぜひご参考になさってください。

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