実際にあった中小企業診断士 二次試験~7つのハプニング~


2018年10月21日 中小企業診断士 二次試験

ついに勝負が(色んな意味で)終わりました。その当日の様子を少し書いてみたいと思います。

人が多い!?

私の決戦の地(受験会場)は、池袋の立教大学5号館でした。JR池袋駅西口を出てそこから歩いていきましたが、同じ方向に向かう人がとにかく多く、

中小企業診断士の二次試験はこんなに受験生いるの?

と思いながら年齢層をみると、同年代の方から年配の方、学生くらい?と思うくらいの若い方まで幅広くいて、ライバルが多いなぁと心配を煽られながら歩きました。

会場までの道では、予備校がチラシを配ったりして「落ちて来年受験の受講生獲得を狙ってるのか?」と思うと同時に、「確かに5人に4人、80%が見込み客になるのであればそんなもんか」と考えながら、「絶対に合格して受講はしない!」という強いけど根拠が薄い意志を持って会場に到着しました。

すると、道路の反対側の建物に入っていく人が多いではありませんか!立て看板を見ると、

【宅地建物取引士試験】
【情報技術者試験】

と書かれており、中小企業診断士二次試験と合わせて3つの試験が同時開催されていることを知り、人の多さに納得して少しホッとしました(笑)

机が狭い!

割り当てられた教室に入ると、講義室のような比較的広い場所ではなく、いわゆる「教室」という感じの会場で、机が長机ではなく一人用の机でした。

ただでさえ、二次試験ではマーカーや電卓を置くのでそれなりのスペースが必要なのですが、想定よりかなりスペースが狭く、ものの置き場レイアウトの創意工夫が必要でした。

B5の問題用紙と解答用紙を広げて、かつマーカーを落とさないようにマーキングやメモ作業をするのに気を遣いそうだなと思いましたが、やはり試験中はずっとそれなりに気にしながら作業しました。

ちなみに、講義室の長机の部屋も同じ建物内にあり、運の良し悪しなのかなと思いはしましたが、中小企業診断士試験、国家試験たるもの、作業スペースくらいはある程度標準化してほしいものだと思いました。

試験官がお堅い!

メインの試験官の女性の方が、いかにも「わたしお堅いです!」という雰囲気の方で、実際に試験前には「机の横にビニール袋掛けるのやめてください!」「許可されているもの以外はバックの中にしまってください!」「ペットボトルの容量が500ml程度ではなく1Lなので大きいです!」「バッグの中に入らないんですけど・・・」「バッグの中にしまってください!」的なやりとりがあったり、試験終わりには「ほらそこっ!筆記用具を置いてください!」的な指摘を2回していました。一次試験のときはこんなことなかったのに、二次試験ならでは?

何となく感じ悪いなぁとは思いましたが、その人もその人なりの正義の下に行動しているわけで、「正義の反対は悪ではなく、向こう側の正義」なんて言葉を思い出しました。

タイムマネジメントが想定外!

実は、しっかり時間を決めて取り組むのはぶっつけ本番でした。多くの方は、予備校などが主催する中小企業診断士二次試験の模試を受験するなどしてある程度試験慣れするとのことですが、私は模試を受験しませんでした。自分のイメージでは、最後の制限文字数で解答を記述する作業については20~25分と見込んでいましたので、残り30分で書き始めるような心づもりでした。

ところが、事例Ⅰに取り組んでみると、最初で集中力が高かったせいか、解答要件の洗い出し作業が少し早めに終わり、残り40分で「これ以上思い付かん!」という状態になったので、少し早いけど解答を作成していきました。やはり文字数の調整や文脈の調整に手こずりながら書いては消しながら記述していき、全部書き終えようかというときに時計を見ると、残り10分ではありませんか!

解答作成時間は20~25分なんて大甘で、実は最低30分の時間が自分には必要だということにこの時初めて気が付きました。つまり、解答要件の抽出とリストアップに使える時間が10分以上短いことが分かり、事例Ⅱ, 事例Ⅲの作戦変更を余儀なくされました。

トイレが激混み!

中小企業診断士試験の受験生は、大半が男性です。休憩時間には、男子トイレに行列ができていました。これは、国家試験会場としては問題だなぁと思うのですが、まともに並んでいたのでは休憩時間も有効に使えないですし、それを知らずに休憩時間の後半に行ってしまったら、最悪間に合わない可能性があるのではないかという心配を煽ります。例えば別のフロアなども開放するなど、ここは中小企業診断士に関わらず、全ての試験の主催者に改善をお願いしたいです。

事例Ⅳが難しすぎ!

中小企業診断士受験生の方はもちろんご存知かと思いますが、事例Ⅳは財務の問題であり、最も実力通り得点可能と言われており、受験生の多くがこの事例Ⅳ対策に力と時間を割いて臨みます。

ところが、今回出題された問題は少なくとも私の守備範囲外で、ひねりまくっている印象があり、どうして良いかわからない問題であり、与件文を読んでも読解がかなり難しい内容で、正直かなり苦しかったです。

試験後にTwitterを見ると、同じ印象だった人が多かったようで、事例Ⅳで得点を稼ぐつもりだった方にはけっこうショッキングなものであったみたいです。ここはみんなが出来ていないということで、得点調整を大いに期待したいです!

一次試験でも財務に足切りギリギリまで苦しめられ、二次試験でもここまで苦しめられるとは。
>>一次試験の結果はこちら

「財務を制する者は中小企業診断士試験を制す!」という言葉もあるようですが、私は財務に関する勉強不足だったのかもしれません。

再現解答を作る元気と勇気がない!

中小企業診断士の二次試験は「正解」はおろか「模範解答」も公式な発表がありません。従って、試験を振り返るためには、受験者が実際に書いた解答と採点結果を基に、採点基準を推測し、それに対して自分の解答を照らし合わせる作業を行わなければなりません。

ですので、多くの受験生はテスト後に自分の再現解答を作成し、予備校などが発表する模範解答と照らし合わせて、書くべき要件が盛り込まれているかどうか、多面的な解答が出来ているかどうかを検証します。
※正確に言うと、私は受験が初回ですので「検証するようです」が正しいです。

ところが、試験から一夜明けても再現解答を作成する元気と勇気がわきません。理由は、

① 基準がはっきりしない模範解答との照合に一喜一憂したくない
② 相対評価のため、自分が書けていることはことはみんな書けているのではないかと思う
③ 解答をはっきり思い出せない

の3点が挙げられます。

根拠のない自己採点で一喜一憂することなく、人事を尽くして天命を待つつもりで発表を待ちたいと思います。

二次試験を受けての感触

事例Ⅰ, 事例Ⅱ, 事例Ⅲに関しては、解答欄は埋められたけどこれくらいみんな書いているのではないか、というと相対的不安があり、事例Ⅳに関してはボロボロだったので、足切りになってしまうのではないか、という絶対的な不安があります。できた/できなかった、という表現よりは、実力は出した!という感触です。中小企業診断士の二次試験に限らず、多くの記述式の試験は大方こんなところなのでしょう。

さいごに

今年一次試験に合格した私は、仮に今年の二次試験に不合格でも、来年にまた二次試験を受験する権利を持っています。今から来年のことは考えられませんが、一次試験の方がキツかった、という印象があり、一次試験をストレートで突破し、二次試験まで勉強を継続できたことは一つの自信になりました。

気持ちはやきもきしますが、とりあえず12/7の合格発表を待つしかないですね!

乞うご期待!




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です